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市販で売られてるシャンプーを使ってはいけない理由

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市販で売られてるシャンプーは本当の意味で頭皮によく使い続けられるものはないと

感じます。美容師をしていて良く市販でいいものはと聞かれるのですが頭皮

良いシャンプーはないと思われます。何故、市販のシャンプーは使ってはいけない

理由についても書いています。

市販で売られてるシャンプーを使ってはいけない理由

 シャンプー購入の目安にするものとは 美容師になり40年弱。

昔は男性美容師が珍しい時代でした。時々懐かしく思い出します。

 

さて今回はシャンプー剤を購入する時に何を目安にしていますか?


昔は今思うと粗悪なものでした。若い方は知らないでしょうが

昭和の時代は背広の肩や学ランの肩などにフケが落ちているのを

よく見かけたものでした。


その理由は石油系で作られたシャンプー剤が主流だったことがあります。


とにかく洗浄力が強いのでしっかりと汚れを洗ってくれる反面、

必要な頭皮の油分まで落とすので頭皮が乾燥して皮脂が

剥がれる事によってフケとなっていました。

 

それに私が美容師になった頃は手や腕(泡が飛ぶ)は黒ずみ切れそれは

辛い時代でした。


それ程、ひどいものだったのです。


今ではそれ程、粗悪なものはなくなりかけましたがそれに近いものを使って

いる人は何らかの髪、頭皮にトラブルがある筈です。


それだけに毎日使うものであるシャンプー剤はお手入れの基本ですので間違ったものを

使って欲しくないのです。

 

市販のシャンプー使い続けるものはない!


テレビCMだけには惑わされないでほしいものです。


シャンプーはテレビCMでの色んなものを宣伝してつい良さそうだなと

思っている事でしょう。


私も美容師でありながら上手く紹介しているなと感心させられます。

 

このサイトでは再三、頭皮の為には毎日シャンプーして

くださいといいましたよね。これは必須です。


しかし問題なのはどのような

シャンプー剤を選ぶかということです。

 

毎日、洗うものなので粗悪なものだと返って頭皮トラブルの

元凶になるからです。

 

頭皮に嬉しいシャンプーとは髪の成長を助長して強く太い毛が育つものを

いいます。

そして頭皮によいシヤンプーとは今、流行りのノンシリコン?

それとも植物性のものからハーブエキス配合のもの?

それらはあまり考えない様にして

大事な事は『洗浄成分』は何かで選ぶこと。

その理由について進めていきますね。

 

 

シャンプ剤に使われてる洗浄成分(界面活性剤)によって3つにわかれます。


【高級アルコール系】【石けん系】【アミノ酸系】です。


それぞれの特色について

触れておきましょう。

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【高級アルコール系】

安くて泡立ちが良く洗浄力が強いのが

特徴です。

植物や動物の油脂から作られた、

合成界面活性剤です。


食器用洗剤などと同じ界面活性剤が

主成分の為に汚れ落としには最適な面、

刺激が強い為に保湿力が弱く

毎日のシャンプーには不向きです。


因みに【成分表には】

『ラリウル硫酸Na』『ラウレス硫酸Na』

『ラリウルベンゼンスルホン酸Na』

『オレフィン(c14-c16)スルホン酸Na』と

いう成分が書いてあった場合

高級アルコール系シャンプーです。

主にドラックストア系で売られています。

 

【石けん系】

体や環境にやさしいのですが使いずらいと

いうか洗いあがりがゴワついた感じがあり

頭皮も乾燥しやすいのでコチラのタイプも

毎日のシャンプーには不向きです。

 

但しどうしてもこの石けん系シャンプーが

好きで使いたいという方は短髪でゴワつき感が

気にならなければ条件付きでOKです。


シャンプー後にリンスやトリートメントを

使用し頭皮には保湿系の育毛剤で

カバーするならです。


【成分表には】

『ラウレスーカルボン酸Na』

『ラウレスー酢酸Na』『オレイン酸Na』と

表記されています。

 


お奨めとは【アミノ酸系】です。


保湿力があり頭皮にも髪にも良い優しい

シャンプーです。

~~

個々に合うシャンプーとはこういうものをいいます。👇

 

www.kamitrouble.com

 

~~
毎日のシャンプーには一番おすすめです。

 

アミノ酸はたんぱく質を構成している成分で

髪や頭皮にすごく馴染みがよくしっとりとした

仕上がりです。

 

洗浄力に関してはやや弱めではありますが毎日洗うのであれば何の問題も

なく良い事しかないと感じます。

 

市販品にそれだけのものはあるでしょうか?

サンドラック等でシャンプーを手に取ってみますが

私は知りません。

 

頭皮良いシャンプーは成分表で選ぶ!

 【成分表には】

ココイルメチルタウリンNa

ラウロイルメチルタウリンNa』等の

成分表記であればアミノ酸系です。

 


因みにですがシリコン系が一時期はやったので少し触れておきます。


要はシリコンが入っているか否かですがしっかりと洗い流せば問題はないですが

洗浄成分で選ぶという事ポイントであるため<ノンシリコン>かどうかは

全く関係なく考えるひつようはありません。

 

いかがでしたか?


シャンプーって様々なものがあり新商品がある反面、いつの間にか

消えていってるものもたくさんありますよね。

 

また【美容師の私の考えや体験】した事を

お伝えします。


髪や頭皮に良いものを見つける事ができたなら使い続けることです。


流行りものやテレビCM等には目もくれないで欲しいのです。


理由はせっかく体に馴染むものを見つけたのにあれこれと違うものを

使うと肌は戸惑ってしまうという事です。

 

こんな経験はありませんか?

シャンプ剤を変えたら痒みがでたりフケが出やすくなった等、何かしら

違和感があると思うのです。


頭皮だけに限った事ではなく例えば自分の肌に馴染む化粧品を変えたら

肌トラブルに至るという事を知っています。

 

良いものを見つけたら使い続け肌に馴染んできたら極端な言い方をするならば販売している限り使い続けて欲しいと常に思い感じています。

 

【本日のおさらい】

シャンプーは巷に流れるCMのものは貴方の髪や頭皮にこの先、長く使える

ものではないという認識をもっててほしいものです。


またシャンプー剤は洗浄力で選ばない事。


シャンプーを選ぶ際は必ず髪の毛や頭皮と同じpH値の弱酸性のものでアミノ酸系

シャンプーを選ぶとほぼ間違いないでしょう。


そして使い続ける中で自分にとってコレだと思うものだったらむやみやたらに

変えてはダメです。


それは貴方の髪と頭皮に馴染んでいるものを突然変える事により頭皮トラブルの

元凶になるからです。


もうテレビCMはサラッと受け流してしまいましょう。