悲しいかな高齢者に賃貸物件を貸したくないという大家さんの拒否反応の理由は分からないでもないが・・・本当にしれでいいのだろうか！高齢者の立場で考えないといけない事とは！
賃貸物件の大家さんが高齢者の入居を拒否（渋る）の理由
（何故、高齢者の入居を拒否したくなる？）
もし貴方が大家さんの立場だったら果たして喜んで貸すだろうか？
実際に大家さんの７割が「高齢者の入居に拒否感がある」と回答しています。
（理由）
１・最大の理由は孤独死による事故物件化を懸念するから。
事故物件化をすると借主に対して告知義務がありそうなると中々借り手が見つからなく空きが埋まらなくなるからです。
例え家賃を下げても難しく運よく借り手があっても賃料が下がった状態になるのは辛い所でしょう。
２・認知症による家賃滞納なども心配。
このパターンは親族がいれば代わりに対応はしてくれればいいですがそうでない場合は誰に？どうすればいいか？わからないですよね。
この上記の２点以上にあるでしょうがこれが最大の理由です。
今でも人口の減少と共に空室が全国に多くあるのですが高齢者を受け入れないとなればもっと多くの空室が増えるでしょう。
65歳以上の4人に1人がが入居を断られる
65歳以上の住宅難民が社会問題となっている事はご存じでしょうか？
何と65歳以上が入居可能な賃貸物件は、全体の約5%しかないというのだからどうすればいいのでしょうか。
60代になると家賃債務保証会社の入居審査に落ちやすくなるという結果も出ています。
高齢者が賃貸物件を借りる唯一の方法
１・（シニア・高齢者でも歓迎の物件として）
初めから高齢者に向けた物件があるところで探す
LIFULL HOME’Sのでは、シニア世代でも借りやすい物件に絞り込んで探すことができるようです。
「シニア・高齢者歓迎の物件」
「バリアフリー住宅」
2・（UR賃貸住宅）
但し条件があります。以下の5つ。
1.申込者本人の平均月収額が基準月収額以上ある方
2.日本国籍の方、またはURが定める資格を持つ外国籍の方で
継続して自ら居住するための住宅を必要とする方
3.単身者もしくは現に同居し、または同居しようとする親族のある方
4.申込者本人を含めた同居世帯全員が、URが定める入居開始可能日から
1か月以内に入居でき、物件内で円満な共同生活を営むことができる方
5.申込者本人を含めた同居世帯全員が暴力団員などではない方
詳しくは☞お部屋探しはUR賃貸住宅
まとめ
年齢が60歳以上になると賃貸契約が難しくなります。
理由は経済力の不安や認知症等で家賃滞納などからです。
何よりも１番の理由は孤独死される事で事故物件になる事を大家さんは嫌がるからです。
この先、賃貸物件で暮らすには早い段階で収入に見合う物件に早めに引っ越しを済ませることです。
また、物件数は少ないけれど高齢者向けに貸し出しているところやUR物件などは条件をクリアすれば借りれる可能性が大です。
何よりもこの問題は政府がもっと力を入れて取り組まなければならないと感じるのですが如何せん今の政治家は自分の懐ばかりに躍起になっているようにしか見えないのは私だけでしょうか。
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