フジテレビ系の人気トークバラエティ『酒のツマミになる話』（金曜21:58～）が、12月上旬の放送をもって終了することが報じられました。
Yahoo!ニュース（2025年10月29日配信・日刊スポーツ）によると、すでに10月下旬の収録を最後に今後の収録予定はキャンセルされており、実質的に“年内終了”が確定的とされています。
松本人志さんの活動休止後、千鳥の大悟さんがＭＣを務める形で継続していた同番組。しかし、人気番組が３年半で幕を下ろす背景には、いくつかの大きな要因がありました。
この記事では、番組終了の真相、打ち切りの背景、そして今後の展開を詳しく解説します。
酒のつまみになる話/終了報道の真相：12月上旬放送をもって幕
Yahoo!ニュースが報じた内容によると、『酒のツマミになる話』は12月上旬の放送を最後に終了する見通しとなっています。
10月下旬に行われた収録が最後となり、その後の収録スケジュールはキャンセルされたとのこと。
関係者によると「制作スタッフの入れ替えなども行われず、静かにフェードアウトする形になる」と伝えられています。
一方で、フジテレビ広報は「個別の番組についてはお答えできません」としており、公式な終了発表は現時点では行われていません。
それでも各報道が同様の内容を伝えており、年内で終了する流れはほぼ確実です。
なぜ打ち切り？「松本人志不在」がもたらした影響
番組終了に至った最大の要因は、やはり松本人志さんの活動休止です。
彼の名を冠した『人志松本の酒のツマミになる話』は、2021年の放送開始当初から「本音を肴に語る」スタイルで人気を博しました。
『松本人志の存在感と番組のブランド力』
松本さんが司会を務めていた時期は、ゲストが安心して“本音トーク”を繰り広げる空気があり、SNSでも「深夜のようなトークが地上波で聴ける」と評判でした。
しかし、松本さんが活動を休止した2024年以降、番組は『酒のツマミになる話』にタイトルを変更。ＭＣには千鳥の大悟さんが就任しました。
当初は「新体制で継続」として注目を集めましたが、松本さんの存在感を埋めるのは難しく、視聴率・話題性ともに徐々に低下。
ネット上では「雰囲気が変わった」「以前ほど盛り上がらない」といった声も多く見られました。
番組リニューアル後の課題と視聴率低下
大悟さんを中心とした“第二章”は一定の評価を受けつつも、平均視聴率3〜4％台前後と低調に推移していました。
一方で、同時間帯の競合番組『アナザースカイ』（日テレ系）や『マツコ＆有吉かりそめ天国』（テレ朝系）などが安定した数字を保っており、相対的に厳しい状況が続いていました。
『制作関係者の話によれば、』
「番組のフォーマット自体は優秀だったが、松本さんが抜けた後はトークの重みや笑いのテンポが変わり、固定ファンの離脱が目立った」
とのこと。
また、収録費や出演者ギャラなど制作コストもかさみ、費用対効果のバランスが崩れたことも終了理由の一つと見られています。
フジテレビの編成戦略：年末改編の一環か
フジテレビは2025年10月の改編期にも複数の長寿番組を終了・縮小しており、『酒のツマミになる話』の終了もその一環とみられています。
ネット配信（TVer・FOD）での再生数は一定水準を維持していたものの、地上波のゴールデン枠としては厳しい数字。
そのため「番組枠を新企画に差し替える動き」が進んでいると報じられています。
まとめ
『酒のツマミになる話』は、松本人志さんの発想から始まった「お酒を片手に本音を語る」画期的なトークバラエティでした。
大悟さん体制でも一定の支持を得ましたが、番組の“空気感”や“間の妙”は唯一無二のものであり、それを引き継ぐのは容易ではありません。
12月上旬の放送をもって幕を閉じる形となる同番組。
視聴者としては、これまでの名トークを振り返りつつ、今後の松本人志さんの復帰、そしてフジテレビの新バラエティ展開に注目していきたいところです。
今回のニュース、まだまだ話題が続きそうですね👀
また新しい情報が入り次第、更新していきます。
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