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古川琴音 最新写真集レビュー:魅せる“素顔”を切り取った1冊

女優・古川琴音(ふるかわ ことね)が、7年ぶりとなる写真集 『CHIPIE(シピ)』 を2025年7月3日に発売しました。写真家・松岡一哲との再タッグで、ドイツ・フランクフルトを舞台に“ドキュメンタリー的”な手法で撮られた本作は、ファンのみならず写真集ファン・ビジュアル表現ファンの注目を集めています。

本記事では、内容の構成・撮影背景・印象的なカット・価格/仕様情報・実際の読者レビュー・買うべき理由・注意点などを網羅。購入を検討している方、あるいは鑑賞のヒントを得たい方にとって、有益で具体的な情報を提供します。

『本ページはプロモーションが含まれています』

『CHIPIE』概要と撮影の背景

出版情報・仕様

・タイトル:CHIPIE(シピ) 

・発売日:2025年7月3日(木) 

・出版社:講談社 

・撮影:松岡一哲 

・判型 / ページ数:B5判、176ページ 

・定価:4,180円(税込) 

古川琴音写真集 CHIPIE

この仕様を見れば、比較的“標準的なハードカバービジュアル本”の体裁。

176ページというボリュームは、十分に余白や写真の余韻を感じさせつつ、構成の自由度も担保された厚みです。

撮影の舞台と手法

☞『CHIPIE』最大の特徴は、舞台設定と撮影手法にあります。

ドイツ・フランクフルトで行われた映画祭参加をきっかけに、5日間にわたってスケジュールの合間や舞台裏・夜間なども含め、カメラを回し続けた“ドキュメンタリータッチ”の撮影がなされました。

松岡氏は「目の前で揺れ動く彼女の感情を、そのままページに残したい」という意図を語っており、被写体とカメラの距離感をできるだけ意識しない自然な視線で切り取る手法が重視されています。

また、衣装選びにもユニークなアプローチが採られており、古川自身の気分でその場で衣装を選ぶという自由度の高いスタイルが取り入れられています。

例えば、ホテルの部屋では透けるシフォンのドレス、外出時にはレザーショートパンツ、夜には派手なワンピースなど、変化に富んだビジュアル展開も話題になっています。

前作『pegasus 01』との関係

『CHIPIE』は、彼女と松岡一哲が初めて組んだ写真集『pegasus 01 古川琴音×松岡一哲』(2019年刊行、台湾ロケ)から約6年ぶりの再タッグ作品です。

pegasus 01』は限定版(発行部数1,000部)、大判(36.4×25.9 cm)、全64ページという構成で、写真表現や表紙構成でも実験的な要素が強く、ファンの間では“カルト的支持”を得ていました。

今回の『CHIPIE』は、商業的規模をもつ講談社からの発行であり、一般流通に乗る形となっている点で、表現の“開かれた”展開が期待されています。

見どころ・印象的なカットと構成

写真集は、ただ“美しい写真が連なるだけ”ではなく、視線の導線、物語性、感情の揺らぎ――そうした演出が組み込まれているかどうかが読者(観賞者)の満足度を左右します。

CHIPIE』には、その観点から楽しめる構成要素がいくつもあります。

感情の揺らぎを可視化したシークエンス

本作では、静かな自問、自律的な佇まい、ふとした瞬間の情動など、複数の“揺れ”や“間(ま)”が写真の中に散りばめられています。

光と影のコントラスト、窓外光や反射を用いたレイヤー表現、小物の使い方、窓越しの視線、手の表情など、身体の部分的なディテールに注目するカットが数多くあります。

特に、発表時の会見で古川本人が「お気に入り」と語ったのは、“疲労のピーク”を捉えた一枚。撮影中の疲れや緊張、無意識の表情が写し出されており、「撮られた瞬間は何も覚えていなかった」と本人も語っています。

このように、“計算されていないように見える自然さ”こそが、この写真集の核と言えるでしょう。

見せ方の変化と起伏

写真集の中では、ロケーションや衣装が変化するごとに雰囲気や見せ方も変わります。

これにより、「ずっと同じ調子ではない」「ページをめくる楽しみ」が生まれています。

例えば、街並みを歩くスナップ調の写真 → 室内の静的なショット → 夜景・ホテル室内の照明演出 → 湖畔や自然光カット という流れで構成されており、読者の視覚的な疲れを抑えつつ、物語性を感じさせる展開になっています。

また、序盤・中盤・終盤で強弱がつけられており、見せ場(クライマックス的なカット)が章毎に配置されている印象があります。

このような“構成意図”が感じられる点は、写真集鑑賞の上で高評価につながる要素です。

カットごとの印象:具体例

以下は、ネット上レビューや報道で言及されたカットや印象的な点をもとにした例です

・疲労ピークの瞬間:先述の通り、力の抜けた表情に強い印象が残るカット。

 公開された写真の中では、目線が定まらず、微妙に揺れる身体が捉えられており、被写体の“私的な時間”を感じさせます。

・シフォンの透け感ドレス:ホテル室内や窓際、照明を工夫した光の使い方で、被写体と光の“間(あいだ)”を意識させる演出。

 衣服と肌の境界が曖昧になる瞬間を映すことで、観る人の視線を誘います。

・街のスナップ風ショット:ロケーション撮影時に、ステージや演出を感じさせないリアル感のある場所で切り取られたショット。

 被写体と背景の距離感、通行人や街の光を活かした構図が印象的です。

これらの具体カットは、単なる“美しさ”以上の物語性やリアリティを読み手に感じさせる要素となっています。

読者の声・レビューまとめ

ネット上のレビューや感想を整理して、「実際に読んだ人がどう感じたか」を可視化します。

なお、ネタバレ注意です。

ポジティブな評価

・写真表現の“抑制”や“余白”が効いていて、見飽きない構成だという意見

・感情の揺らぎやリアリティが伝わってくる、被写体“古川琴音”の“今”を感じられる一冊であるというレビュー

・前作『pegasus 01』に引けを取らない、むしろ表現の深化を感じさせるという声

・衣装やロケーションの変化、撮影手法の自由さに対する一定の評価

例えば、読書メーターには複数のレビューが並んでおり、写真集鑑賞者の“視線の動き”に言及している語りが目立ちます。

批判・注意点

・「もう少し強いコントラストの写真が欲しかった」「もう少し際立つ“顔”のアップがほしかった」といった要望

・“間”や“余白”表現が多いため、写真枚数を重視する読者にとっては「写真密度が薄い」と感じられる可能性

・価格とのバランスを問う声(4,000円超という定価面)

これらを踏まえると、この写真集は「質」を重視する読者、あるいは表現性を読み解くことに興味のある人には向くが、単に“写真をたくさん見たい派”には物足りないと感じる可能性もあります。

購入を検討する人へのアドバイス


価格・流通情報

・定価:4,180円(税込)

・通販では、ヨドバシ、楽天、書店などで入手可能。

 楽天市場では2,180円とされる売り出しが確認されているケースもあります(ただし在庫・送料込みの総額を要確認)

・先行プロモーションとして、東京・銀座線銀座駅・東西線大手町駅・JR恵比寿駅の3駅にて、未公開カットを使った大型ポスター掲出が行われました(2025年6月30日〜7月6日)

・発売記念イベント:7月6日、銀座 蔦屋書店でトークショー&お渡し会(抽選制)も開催されました

・発売記念フェア:代官山 蔦屋書店にて 7月4日〜14日開催(蔦屋店頭でのフェア特典など)

どのような人におすすめかタイプ】/『向いているか』/(理由

・【表現性・写真作品を深く味わいたい人】『◎』(撮影手法・構成・余白を楽しめる)


・【古川琴音のファン】『◎』(7年ぶりの写真集、舞台裏含め“今”を感じられる)


・【写真集を数多く眺めたい人】『△』(写真密度より質や間を大事にする構成)


・【コストパフォーマンス重視派】『○』(定価としてはやや高めだが演出性を考えれば妥当という意見もあり)


もし購入を考えるなら、 初回版特典付き や サイン/限定ポストカード付き版 が残っていないかをチェックすることをおすすめします。

特に、蔦屋書店での先着特典/抽選特典がつくケースもあります。

また、写真集をより深く味わうためには、一度通読→時間を置いて再度見返すという“間隔を空けた鑑賞”が効果的です。

表現の“余白”を自分の記憶・感情で埋める楽しさがあります。

“古川琴音”の過去作品紹介

pegasus 01 古川琴音×松岡一哲

前作であり、今回の再タッグの原点とも言える作品。

台湾ロケで撮られた実験的・限定的な構成で、発行部数1,000部限定、64ページ、判型36.4×25.9 cmという豪華仕様でした。

写真表現の原点を知りたいなら、こちらも入手を試みる価値があります。

現在は販売が終了していてネット上には現時点ではないようです(中古品などがその内出るかもしれません)

写真家・松岡一哲の他作品

松岡一哲はファッション写真・広告写真を数多く手がけており、静謐さ・余白を意識した撮影スタイルが特徴です。

彼の個展・他被写体写真集をチェックすることで、『CHIPIE』の文脈をより理解できるでしょう。

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古川琴音さん最新の写真集のご紹介

古川琴音写真集 CHIPIE

直筆サイン入り 古川琴音 写真集 CHIPIE ポストカード付き

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まとめ

『CHIPIE』は、古川琴音の“現在地”を丁寧に紡ぎ出した一冊です。

7年ぶりのコラボを経て、ドイツ・フランクフルトという舞台で撮られたドキュメンタリー調の表現、衣装の自由性、変化に富んだ構成、そして「余白」や「間」を意識した写真の配置が、この作品の魅力を形作っています。

ただし、すべての読者が満足する“写真密度”を備えているわけではないため、「量より質・表現性」を重視する人には刺さる一方で、「多数の強いイメージを求める」層には物足りなさが残る可能性もあります。

購入を検討するなら、先行特典版やフェア参加をチェックしつつ、通読 → 再読の構成でじっくり味わう鑑賞スタイルを試してみてください。

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ブログに記載した画像は以下のサイトより引用させて頂きました
<Instagram>https://www.instagram.com/harp_tone
<古川琴音/公式サイト>https://www.humanite.co.jp/actor.html?id=39
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※記事本文に書かれている事項はネット上にあふれる情報を元になるべく『信憑性』があるものを『まとめた』ものになりますが必ずしも正しいとは限りませんので参考にして頂いた上でご判断頂ければ幸いです
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長濱ねる 写真集 2nd特装版 夢と光を旅するねる