初めて迎える初盆でやってはいけないことを知っておきたい!初めての事で普通のお盆と何かしら違いはあるのか?NGな行為があれば知りたい。しかし初盆と通常のお盆との違い準備やマナーをお伝えします。はあるのでお伝えします。
そこで今回の記事では
・初盆にやってはいけないこと&一般的なタブー
・その理由
~~
[:contents]
~~
初盆の準備と控える事柄!知っておきたいタブー
~~~~~~~~
1・白提灯(白紋天<しろもんてん>)を飾らない
(理由)
初盆で初めて家に帰ってくる故人の霊が、道に迷わないようにするために玄関先に飾る提灯のことです。
白紋天を飾らないというのは故人に対する失礼にあたる行為にあたるから
~~~~~~~~
2・ろうそくの火を息で吹き消す
(理由)
そうろくの火は故人の霊が安心して家に帰ってくるための明かりな為なので大切に扱う必要がある。
息でフッと吹き消すというのは少し乱暴な印象がある行為で故人の霊に対して失礼になるから
~~~~~~~~
3・お盆中は、生き物の命を奪う(殺生)
(理由)
仏教ではお盆を「不殺生(むやみに殺生せず、あらゆる生命を尊重する)」期間な為、釣りや虫取りなどの娯楽も行わないのが礼儀とされる。
~~~~~~~~
4・水辺に近づいてはいけない
(理由)
故人の霊が水辺から帰ってくるという考え方があります。
お盆に水辺に近づくと、水難事故に遭う、霊に連れて行かれるといった言い伝えがある。
~~~~~~~~
5・故人を軽んじる行為
(理由)
敬意を欠いた行為として特に初盆は故人の霊を敬い慰めなければなりません。
・お供え物を勝手に持ち帰ったりはNGです。
・法要に遅刻したり早退したりも失礼にあたる。
・法要中に騒ぐ行為や不適切な服装や態度で出席はもっての外。
~~~~~~~~
6・初盆をしない
(理由)
故人に対して敬意や慈しみの気持ちがないととらえられれる。
親族との関係や家族の意向、また経済的な理由によって初盆を行わないという選択があるかもしれませんがせめて白提灯だけは飾る、迎え火・送り火だけは焚く、お墓参りだけ等の故人にも気持ちを伝えたいですね。
~~~~~~~~
初盆を含めお盆に避けるべき食事とお供え物
初盆では、参列者が食べる物や、お供えする食べ物についても気を付けるべきマナーとして覚えておきたい!
お盆中は仏教でいう「不殺生」の期間と言う事もあり魚や肉など生命あるものを食べることは避けた方がよく精進料理がよいとされます。
とは言え絶対にと言う事ではありません。
お盆中は肉メインの料理ばかりは避けるという意識が大切です。
お供え物に日持ちしない食べ物を供えない事!
暑い季節である為にすぐ腐ってしまったり、虫がついたりするような生ものや冷蔵品は、故人の霊に対して失礼にあたります。
焼き菓子など日持ちするものを選ぶのがポイントです。
【初盆で供える花の種類にも注意】
供花に適さないとされているものは以下の通り
・ユリ(香りがきつく、虫が集まりやすいため)
・バラ、アザミ(棘があるため)
・スイセン、彼岸花(毒があるため)
・アサガオ、クレマチス(ツルが邪魔になるため)
・椿、牡丹(「首から落ちる」意味合いがあるため)
具体的にどのような物が良いかわからない場合は仏花を扱う花屋に相談して見て下さい。
初盆って何をしたらいいの?まとめ!
初盆にやったらNGな事は特別ありませんが初めて迎えるお盆として具体的に何をしたらいいかという事がらをまとめてみました。
故人の霊のための精霊棚(しょうりょうだな)を作り
盆提灯を飾ります。 盆の入りである13日には、
「迎え火」を焚いて故人の霊をお迎えします。
通常のお盆では、絵柄の入った盆提灯を
飾りますが、新盆では白提灯を飾ります。
「五供」やお花、お菓子などが一般的です。
贈答用のお線香・ローソク・お花や、旬の果物・お菓子や、
日持ちもする乾麺や昆布・海苔などの
食品が一般的。
・お茶などの食品・消耗品が適しています。
一般的には3万円から5万円が新盆(初盆)の
法要に対するお布施の相場です。
通常のお盆(相場は1万円程度)より多めに包むことになります。お布施の他に御車代として5千円から1万円程度を、
御膳料として5千円から2万円程度を包んで
僧侶にお渡しします。
初めての事だと何をどのようにしたらと迷うかも知れませんが参考にして見て下さい。