from30/龍ブログ

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低料金の美容室で思う事と一人前の美容師への道

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低料金の美容室はどうなの?

こんにちは。美容師歴そろそろ40年になります。今回のテーマである低料金の美容室についての独り言です。

何度もこのカテゴリで言ってますが独り言ですので悪口とは勘違いしないでくださいね。


そもそも低料金で営業している美容室を私自身がどのように感じているかというと「なんで?」です。

私ら普通の料金体制で営業しているものからすると「体力に自信があるんだね」とご苦労様ですという

感じでしか見ていません。


私が今の美容室を経営し始めの若い頃は近くに低料金美容室ができると聞くと
ヤバイなと思ったものでした。あの頃はです。


でもよく考えてみたら低料金の美容室に行く客層と普通の所に行く層、又は高料金の美容室に行くお客様の層というのに
別れるものなんです。

そしてそれぞれの層には特徴があります。

低料金の美容室に行く人は安ければそれでいいというパターン。

パーマがかかればいい、白髪が染まればいい、さっぱりとカットして
もらえればいいというパターン。


常に安いチケットがあるところへ渡り歩く人が特に多いと感じます。


私もお客様を多く獲得する為に昔は(以前)割引クーポン等を発行したり新聞折込用のチラシを配布したりしていました。

それを何回かやる事でわかった(悟った)ことがあって割引で新規客を獲得する考えはやめました。

もうおわかりだと思いますが安い時しか来ません。その人たちはまた安いクーポンがあるところにいくのです。

確かにその時に来て頂いた時には売り上げは上がりますが美容師として寂しく感じるのです。


貴方はこう思いませんでしたか?

その人達に気に入るように出来ないから・・・それは全くないとはいいません。
しかし永年やっているとその辺はわかるものです。


次につながる人もいます。
そういったお客様はどこがいい美容室はないかなと探していた方です。
たまたま宣伝しているチラシの内容をみて来店下さった人達です。値段がどうこうというのではない人達でした。


私の宣伝チラシを作製するポイントは内容です。

こうなりたいとい願望を叶えられるというお客様にメリットがあるそういった
内容を重視したものになります。


多くのチラシでは割引が先行するチラシがほとんどです。
だから割引を先行するチラシはやめました。

今よりも綺麗になりたいという願望をもった美意識の高い層を獲得する為に移行しました。

そうするとどうなると思いますか?


割引先行型に比べると来店する数が減りました。

減りましたが2回目、3回目と来店下さる事が多くなり結果的には

1回キリと割引に魅かれた人に比べ売り上げの向上にもつながり何よりも

美意識の高いお客様に対して仕事ができるようになりました。

それによりご来店前には前回の反省点を踏まえてより

良いものを提供しなければならないとい考え方になりお互いにとって

より良いものになれました。

 

低料金美容師にない一人前の美容師になる為に

私たち美容師は一人前になる為に仕事で疲れた後もレッスンを繰り返し

必要な道具にもお金がかかり安い給与の内はそれらの練習道具等を負担する為、

生活も苦しくそれでもいつかお客様に支持される美容師になる為に夢の為に

頑張って日々を過ごしています。


しかし低料金の美容室で働く人の特徴があります。

もしかしたら私の偏見もあるかと思いますが独り言ですのでいいます。

美容室にはレッスンで鍛えたのちにお客様にあたらせてもらう為に試験があるところがあります。

私もそういう所で育てて頂きました。

シャンプーのレッスンで例を挙げると毎日、先輩等にアポをとってモデルに

なってもらい練習して悪い所を指摘してもらいながら約1ヶ月間、時には試験に

合格するまで2ヶ月近くかかるものです。


そのようなものは低料金で働く美容師にはないでしょう。


主にそこで働く人に多いのは試験のある美容室から楽に働ける低料金美容室へ。

未熟でも数をこなしていくところなのでお客様にあててもらえます。

まぁそれである程度は成長はするものの根本にある基本がないいわゆる

自己流で育っていくことになります。

そして何よりも美容師であるプライド、お客様を今よりも綺麗にという

概念はないでしょう。早く安く流れるようにはかしていかなければならないので

1人のお客様に時間などとっていられません。


そういうところだからこそ安く提供できるのです。

そしてそれでも気にならない人が行きます。

別に悪いと言っているのではないですよ。そういうところですと独り言です。

 

低料金美容室の薬剤は大丈夫?

薬は問題なくサロン専売品のプロが扱うものを使っています。

但し薬剤でも色々とありツヤ感やコンディションを整える成分等が

入っているような髪質をいたわる成分は皆無です。

仕入れ高が上がるからです。低料金価格で商売している訳ですから

利益を出すのに仕入れは極力抑えたいからです。

こいう美容室では安い材料を大量に仕入れる事で更に

安く仕入れをします。


少しでも多く利益を出さなければならないからです。


ましては髪の毛を美しくという概念はないので毛先の傷んだ

箇所にケアする薬剤などにはこだわらない為に更に髪は傷みます。


本来、ヘアカラーやパーマをする事じたいが髪を傷める

行為である事はおわかりでしょう。


それでも我々のような美容室では最小限に痛みをださないように、

手触り感をよくするためにあらゆる薬剤を投入します。

そこが大きな違いでもあるでしょう。

 

顧客管理はどうしてる?

殆どの低料金の美容室では来店時に来た順に名前を自分で記入するところがあるようです。

またそうでなくてもカルテを残す為の住所や名前など書くことがないかもしれません。


まずカルテはないでしょう。


我々のような美容室ではカルテを残します。

カルテの重要性があります。

その日にしたメニューは勿論ですがヘアスタイルはどのような感じにしたとか

薬剤は何を使ったかなどです。

そしてその結果(仕上がり)の状態はどうだったか等の反省点であり

次に望む際の注意点などを書き込みます。


それがないと毎回1からねほりはほり聞く事になります。

前回はどうだったとかわかりませんので同じ過ちを繰り返す可能性すらあります。

一人ひとりのお客様の美しくなるための配慮はないと思われます。

 

本日のおさらい

決して低料金の美容室が悪いわけではありません。

人それぞれの価値観の違いもありますので良いと感じる人は

安いお店でOKです。


もっと自分の髪質や好みを知って欲しいと思うのであれば

カルテを残してくれて親身になってくれる美容師がいるところが

望ましいでしょう。