
頭皮の色が正常でないと色んなトラブルがおこります。
髪の健康には頭皮を労わる必要があるのですが髪の毛ばかりを気にして頭皮を気にする事などないのではないでしょうか?
様々なトラブル回避の為に知っておくべき事をお伝えしていきます。
頭皮の色でわかる髪の健康
貴方は頭皮の色を気にした事はありますか?
頭皮の状態が悪いと頭皮の色に違いが生じます。
健康な頭皮の色は青白い状態です。
・頭皮が赤い時の状態は頭皮に血流が滞っている状態です。
これによってどうなるか?
そのまま何らかの処置をしないと頭皮が硬くなったり炎症を引き起こします。
その結果、フケやかゆみ・痛み・抜け毛の原因になります。
対処法:頭皮のマッサージで血行を促進し、コリをほぐす事で改善を目指します。
・頭皮の色がピンク色の場合は頭皮は乾燥している状態です。
そもそも頭皮は外部からの刺激が侵入したりしないようにして真皮を守られています。しかし機能が低下すると、真皮からコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が失われトラブルを引き起こしてしまいます。
対処法:頭皮に栄養を浸透させ、保湿し潤いを与える事で改善します。頭皮用の化粧水もしくは潤い成分がある育毛剤を使って対処していきます。
・頭皮が茶色の場合には血行が悪く髪が成長の為の必要な栄養分と酸素の供給が不十分です。その結果老廃物が蓄積してしまい健康な髪が成長しません。
対処法:皮脂の過剰分泌が起こしていますので頭皮のニオイやかゆみといった症状がでやすくなっています。その際はピンク色同様、頭皮の保湿をし潤いを与える事が必要となります。
・頭皮が黄色っぽいと睡眠不足やストレス等の生活習慣の乱れが生じています。
それにより血液の循環、リンパの循環が悪く毛穴に皮脂が詰まって頭皮が黄色っぽくなっている状況です。
対処法:女性に非常に多い症状です。首・肩コリや眼精疲労、抜け毛や薄毛、細毛や白髪などのトラブルが起きやすく頭皮が赤色の方と同じく頭皮のマッサージで頭皮の血行を促進しコリをほぐす事が必要です。
髪の毛を大切にされている方の中に
「それは違うよ」と
思わず言いたくなる時があります。
貴方は間違った勘違いをしていませんか?
「髪にいいこと」は当然「頭皮に良い」と。
確かに髪と頭皮は切っても切れない関係ではありますよね。
誰もが髪の毛のためにお手入れしているかと思います。
それはそれでいいのですが必ずしも
髪にいいこと=頭皮にいいとは言えない
部分があるんです。
例えば薄くなってきた髪が気になるのなら・・・
髪にいいことよりも頭皮をケアする必要がありますよね。
薄くなった髪の毛にトリートメントしたり
艶や水分を補うために何かをするわけでは
ない筈です。
髪の毛を生やしていくならば毛根にいいことをしなくてはなりません。
髪を増やしたいなら大切(良いこと)をするには髪ではなく頭皮です。
髪の毛を大事にしている反面に知らず知らずのうちに頭皮を無視した
乱暴な扱いをしていることって意外にあるものです。
例えるならトリートメントですがそもそもトリートメントの目的は
髪の毛に油分を補いキューティクルを整える役割です。
しかし頭皮に過剰な油分は大敵になってしまうんです。
更にはトリートメント成分が頭皮に残ってしまったら炎症やかゆみの要因になります。
髪を乾かす時の注意点
それと他にはドライヤーです。ドライヤーは良く使われるでしょ。

髪を染める事でおこるトラブルには
なにげない髪を乾かしたり整えたりする時に使用するドライヤー
ですが本来の目的は乾かす過程においてキューティクルを引き締めて艶だしたり
くせ毛など直したりセットしたりすることにあります。
しかしほとんどの方は髪の毛を完全に乾かすまで使っています。
そうすると髪もそうですが頭皮も乾燥しずぎて良いことはありません。
基本は薄毛の人は自然乾燥することが一番いい事です。
しっかり毛量がある方は適度の水分を残す程度に仕上げることがポントです。
これが一番、難しいテクニックなのですが。(美容師目線からみるとですが)
頭のケアというと髪の毛にいきがちですが髪の毛を増やすのは頭皮であり寿命が
長くしっかりとした太い毛に生え変わるのも
頭皮を大事にしなくてはなりませんね。
髪と頭皮にそれぞれに合ったいいことをしてあげる必要があることを認識して
もらえると頭皮も髪も喜ぶのではないでしょうか。
【本日のおさらい】
髪の毛と頭皮ではお手入れの観点では同じではありません。
頭皮環境を良くするためと髪の毛を健康に艶やかにする事はそれぞれ
やり方を間違えると逆効果になる事を知っておいて下さい。
貴方は勘違いしていませんでしたか?髪の毛、頭皮を健やかに育てるのに
当サイトでカテゴリー別に記事をアップしていますので参考にして下さいね。